毎日コンタクトレンズを使う方にとって、「定額制サービス」は非常に魅力的です。
面倒な注文の手間を省けるうえ、コストの見通しも立ちやすく、
生活の中で“無駄”を減らせる手段として注目されています。

しかし、定額制といっても実際にはプラン内容や価格、サポート体制に大きな違いがあります。中でも人気を集めているのが、
- コストパフォーマンスに優れた【Dicon(ダイコン)のザコンタクトプラン】
- 老舗メーカーによる安心サポートが特徴の【メニコンのメルスプラン】
この記事では、両者の料金・品質・使いやすさ・ユーザーサポート・柔軟性といった主要な項目を徹底比較します。実際にそれぞれのサービスを検討・利用した視点から、どちらがどんな人に向いているのかを明確にお伝えします。
1. Diconとメルスプランの定額制サービス概要
◆ Dicon ザコンタクトプランとは?
Dicon(ダイコン)は、粧美堂グループが展開するD2C型のコンタクト定額制サービスです。

最大の特徴は、月額1,900円(税込)という圧倒的な価格設定と、オンライン完結型の利便性。
販売されるレンズは「en Giorno クリア 1DAY UVモイスト」で、含水率55%、UVカット、保湿成分MPCポリマー配合など、日常使いに十分な品質を持っています。
- 月額:1,900円(税込)
- 年会費:3,000円(税込)
- 年間費用:25,800円(税込)
- スキップ機能あり(年間5回まで)
- レンズ度数変更・破損時の交換も対応
Diconは「無駄をなくす」「ネットで完結」「コスパ重視」な人に人気のプランです。
◆ メニコン メルスプランとは?
メルスプランは、国内大手メーカー・メニコンが提供するサブスクリプション型のコンタクトサービス。
長年の信頼と全国の眼科・店舗ネットワークによる医療機関との連携型サポートが最大の特徴です。

主なラインナップは1DAY、2WEEK、ハードレンズなど多岐にわたり、トラブル時の店舗対応、定期検査との併用が可能なため、医療面での安心感があります。
- 月額:6,270円(1DAYメニコンプレミオ両眼の場合)
- 入会金:3,300円(税込)
- 年間費用(初年度):78,540円
- 店舗でのレンズ受け取り or 送料自己負担での配送
- 医師との連携を前提にしたサポート体制
目の健康やトラブル時の直接対応を重視したい方には、非常に頼りになるサービスです。
2. 料金比較:年間で50,000円以上の差も
まずは、実際にかかる料金を具体的に比較してみましょう。
項目 | Diconザコンタクトプラン | メルスプラン(1DAY) |
---|---|---|
月額料金(税込) | 1,900円 | 6,270円 |
年会費/入会金 | 3,000円(毎年) | 3,300円(初回のみ) |
年間費用合計 | 25,800円 | 78,540円 |
Diconは年会費が発生するものの、それでも年間約52,000円のコストダウンが可能。
1か月あたりで換算すると、Dicon:2,150円/メルス:6,545円と、3倍以上の差があります。
3. サービス内容と使い勝手を比較
◆ スキップや度数変更の柔軟性
- Dicon:月5回まで無料でスキップ可能、度数変更もWebで手続き可
- メルスプラン:スキップ不可、度数変更は店舗経由が基本
Diconは「今月は使わない」「旅行で1週間不在」などのケースに柔軟に対応。
無駄なく使いたい人に向いています。
4. 受け取り方法の利便性
- Dicon:全国送料無料(ポスト投函)、オンライン手続き完結
- メルスプラン:店舗で受け取り or 配送(有料)
忙しいビジネスパーソンや在宅勤務の方にとって、Diconのポストインサービスは大きな魅力。
再配達の手間も不要です。
5. レンズの品質と性能
◆ Diconのレンズ(en Giorno 1DAY UVモイスト)
- 含水率:55%
- UVカット:UV-B 95%、UV-A 80%
- 保湿成分:MPCポリマー
- 酸素透過性:19.7
- 医療機器承認番号:22900BZX00392A12
ソフトな装用感と長時間のうるおい保持に優れ、口コミでも「コスパ以上の品質」と好評。研究所併設工場による品質管理も安心材料です。
◆ メルスプランの主力レンズ(1DAYプレミオ)
- 素材:シリコーンハイドロゲル
- 含水率:約40%
- 酸素透過率:高い(Dk値あり)
- 医師との定期検査が推奨
酸素透過率においてはメルスプランのレンズが優位ですが、乾燥のしやすさや価格差を考えると、日常使いではDiconも十分なクオリティと言えます。
6. 安心感とサポート体制の違い
- Dicon:
- レンズ破損時は月1回まで無料交換
- チャット・メールでのカスタマーサポートあり
- メルスプラン:
- 全国眼科・販売店ネットワークによる手厚いサポート
- 定期検査や医師の診断とセットで利用可能
「何かあったとき、顔の見える相手が安心」と感じる方にはメルスプランの店舗サポートが心強いでしょう。
7. 実際のユーザーの口コミと評判
Diconユーザーの声
「初期費用も抑えられて、毎月の出費も明確。サブスク系サービスの中でダントツの使いやすさ」(20代女性)
「度数変更もスマホでサクッとできて、時間の無駄がない。もう店舗に通う気になれない」(30代男性)
メルスプランユーザーの声
「眼科との連携があるのは安心。目のトラブルがあった時もすぐに対応してもらえて助かった」(40代男性)
「費用はやや高めだけど、品質と信頼を買っている感覚。長く使うならメルス一択」(50代女性)
8. どちらが自分に合っている?タイプ別診断
Diconが向いている人
- とにかくコストを抑えたい
- 毎月の装用にバラつきがある
- 店舗に行くのが面倒
- 若年層、単身者、リモートワーカー
- 定額制を初めて試す人
メルスプランが向いている人
- 医師の診察と併用したい
- 品質を最優先したい
- 定期検査を受ける習慣がある
- 店舗サポートの安心感が欲しい
- 高齢者やコンタクト初心者
9. まとめ:あなたにとって最適な定額制コンタクトとは?
Diconとメルスプラン、それぞれの特徴を見てきましたが、最終的な判断はあなたのライフスタイル・予算・目の状態によって異なります。
比較項目 | Dicon | メルスプラン |
---|---|---|
月額料金 | ◎(1,900円) | △(6,270円) |
柔軟性(休止・変更) | ◎ | × |
医療連携 | △ | ◎ |
レンズ品質 | ○ | ◎ |
受け取り利便性 | ◎(ポストイン) | △(店舗中心) |
初年度費用 | 25,800円 | 78,540円 |
価格面で圧倒的優位なDiconは、コスト意識が高い方・ミニマリスト志向の方に最適。一方、医療連携や高度なサービスを求める方には、メルスプランの安心感が強みです。
よくある質問(FAQ)
Q1:Diconは本当に安いですが品質に問題はありませんか?
→ 厚生労働省承認の高度管理医療機器で、ユーザーレビューでも高評価です。
Q2:メルスプランの休止はできないの?
→ できません。毎月定額が発生します。
Q3:Diconの年会費は毎年払うの?
→ はい、更新時に自動で引き落とされます(解約は可能)。
Q4:Diconはどうやって申し込むの?
→ 公式サイト(Dicon公式ページ)から申し込み、3日以内にポストに届きます。
Q5:メルスプランはネットで契約できる?
→ 原則、店舗または眼科での申し込みが必要です。
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